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「恥ずかしいことですが、便秘で困っています。もう1週間、お通じがありません。食物繊維の多いものをたべているんですがねえ」
Aさんの訴えです。
便秘とは、腸に大便が溜って排泄しきれない症状です。
お通じがないと、お腹が圧迫されて、不快になります。
通じたときの、春が一遍に来たような爽快な感じを毎日味わいたいものですね。Aさんの苦しみに同情します。
さて、Aさんに、3つのことを勧めました。
@朝起きたら、コップ一ぱいの生水を飲む
Aヨーグルトを食べる
Bお腹の時計回りのマッサージ(押し揉み)
そんなの簡単やといって勧めた方法です。
まあ、お試しの価値はあると思います。
・便秘は簡単に防げる
病気は薬や手術を使わなくても治る。
便秘解消法を話題に取り上げたら、男性が多かったのが、急に女性の参加者が増えたそうです。
とっておきの方法は
「おへその周りを時計回りに手でこする。出来れば素手で直接肌に触れ強い目がよい。
一回二十分くらい。朝晩つずけると、一二週間で快便になる」
という主旨です。
Bのやり方です。
<便秘の症状>
便秘は、腸の収縮力が低下して、肛門に便を送り出す力がなくなっておきるものです。
便秘の大部分は生理的で、それが何年にも及んで苦しんでいる女性が多いようです。これは気がついてみると便が週に一〜二度であったということから始まり、ついには便のないことの
不快さに悩んでくるものです。
便通があると全く爽快。
今までの不快感は吹き飛びます。
便秘が長年月に及んでも、痛みや腹のはった症状の軽いものは、何年つずいても特に病気としては問題になりませんね。
まあ、生命には当面差し支えありませんから、ついつい辛抱していますね。
若い女性は便通の訴えを恥ずかしがったり、がまんしたりして、ますます慢性化させています。
食事では腸の運動の刺激になりやすい繊維の多い物(野菜類)、ガスを作りやすい物(いも類、豆類)、水分、特に塩水を多くとるとよいといわれています。
一方、脂肪の多いものは、肉類は、便を固くして便秘になりやすいので控えます。
次に、お通じが少ないと、腹のはるのを恐れて食事の量を少なくしがちですが、これがまた便秘を強くします。
わたしも三食から二食に減らした当初、便秘気味になりました。
出なければ食べて押し出すぐらいの気持で、野菜類を腹一杯、十分に食べることも必要のようです。
最近、やせるためといって食事量を少なくしている人が多いようですが、そのために便秘を起こしている人がふえているように思います。
腸の運動低下[着眼ポイント1 → 朝の生水]
↓ [着眼ポイント2 → お腹のマッサージ]
腸内の滞留が長くなる
↓
大腸の働き:水の吸収促進
[着眼ポイント3 →1〜2リトル水を飲む]
↓
横行結腸で内容物の固形化[着眼ポイント4 → 便秘を防ぐ食べ物]
↓
総ぜん動運動で直腸へ[着眼ポイント2 → お腹のマッサージ]
↓
排便
■ 朝起きたら、コップ一杯の生水を飲む
朝起きて顔を洗うときに、コップ一杯なま水を飲みます。
活動開始の合図です。この合図で胃腸は朝の活動の準備をします。
寝ている夜の間にあせをかいて、体内の水分がすくなくなっています。
いうなら、血液が粘っこくなっています。
夜明けから朝の十時頃までは、脳梗塞などで倒れる人が多いと、消防の救急チームの人から、「朝起きたら、必ず水を補給してください」と勧められました。
■ ヨーグルトを食べる
ヨーグルトは便を柔らかくしてくれます。
カスピ海ヨーグルトがいいというので、無殺菌の牛乳から自分で発酵させます。
作り方です。
@種を用意します。
友達から分けてもらってもいいです。
市販しています。
大阪ですと阪神百貨店の一階の店で手に入ります。
A1リットルくらいの広口の瓶を、きれいに洗い準備します。
B殺菌してない牛乳、1リットルを瓶にいれ、ヨーグルトの種をいれよくかきまぜます。
種の量は、買う時に家庭用なら牛乳一リットル分となっていますので、そのままいれます。
C寒い冬なら、台所で1日、夏でしたら半日で、牛乳が発酵して、固い目のどろどろなったら、OKです。
D次回の種をとって、冷蔵庫に保管します。必要に応じて、食べます。
食べるときは、食事前がよいと思います。
うちのカミさんは、最初ヨーグルトを食べていましたが、生水一杯で調子がよくなったので、いまはカスピ海ヨーグルトはしていません。
■ お腹の時計回りのマッサージ(押し揉み)
お腹のマッサージは、腸に刺激を与える運動です。まず両手重ね、掌をお腹にあてます。臍を中心にして時計回りにまわします。
左わき腹→下腹→右のわき腹→上→・・・・です。大腸の方向に従って、力を入れ気味に摩擦します。
便秘にお困りのかたは指先に力を入れて押し、パット放します。
便を送り出す気持ちですると、効果があります。
便秘によいものは、一言でいうと、柔らかくて消化の悪いもの、植物繊維の多いものです。腸の運動を良くするもの。
■ 海藻、かんてん、ところてん
ダイエットで有名になった「かんてん」、夏の風味「ところてん」。
いずれも天草という海藻を原料にして精製されたものです。
私も「とろてん」が大好きで、暑くなってくると酢の味にして、食卓を賑やかにしてくれます。夏には、長野の伊那市「かんてんパパ」の「ところてんのもと」を愛用しています。
家庭で簡単に作れれ、体を冷やしてくれますので、夏には欠かせません。
「ところてん」は水溶性の植物繊維80%(水分は除く)を含む食べもので、吸着力もあり、腸のクリーニングに効果があります。
『便秘などして、お腹がくすぶっている人は、「ところてん」をお鍋でよく煮込んでおいて、みそ味とか吉野くずの陽性を少々加え、とろ味をだし、これに梅干しを加えて暖かくして食べますと、一気に回復します。』
■ こんにゃく
こんにゃくは、腸の掃除をする食べ物と、田舎の母から教えられ、残すのをおこられました。
こんにゃくは昔から「おなかの砂おろし」といわれてきました。
これは、食物繊維の豊富なこんにゃくを食べることで体に不必要なものを掃除する、という意味です。
こんにゃくに含まれる食物繊維は、余り吸収されません。
それに万が一有害な物質が体内に入ってもそれを包み込んで、一緒に体外に排泄されます。
また、食物繊維は、腸内細菌の集まりを改善することによって、大腸がんや大腸ポリープなどの大腸疾患のリスクを軽減させるます。
食物繊維の多い食事は、それが善玉菌のよいエサになってその発育を促し、結果的には悪玉菌の発育を抑えます。
こうして、簡約は排便を促進して、便秘や大腸の病気を予防します。
わが家のレシビの例です。
@田舎煮(筑前炊き)
こんにゃくのほか、レンコン、にんじん、しいたけ、いまなら竹の子などを薄味にして、煮込みます。
Aおでん(関東煮)
寒いときは、おでんで暖まります。
材料は、こんにゃく、里芋、大根、ニンジン、竹輪に卵など、醤油とみりんとダシで煮込みます。芥子を添えるとぴりっとします。
B田楽
こんにゃくを茹でるだけです。
砂糖味噌やサンショ白味噌をつけて食べます。まあどういう味噌にするか、それぞれの家庭の味があります。
ですから、手前味噌などという言葉が生れたのでしょう。
大根、れんこん、ごぼう、にんじん・・・根菜は野菜の横綱です。
根菜は地中に深く伸びて行く、エネルギーを持っている食べ物です。
陽性の代表的なものです。
根菜類は胃腸を整える強い働きをもっています。
植物繊維の多いものは、さつま芋が横綱で、ジャガイモ、里芋、山芋といろいろあります。
手軽に手にはいるのが、鳴門の名産、金時芋。
焼き芋によし、蒸してよし、油であげてよし、干し芋にしてもよし。
まあ若い女性の方にはチョット格好良くないかも知れませんが、便秘に抜群です。
さつま芋を食べますと、お通じがよくなりますし、こんにゃく同様、腸の中の悪いものを一緒に対外へ出してくれます。
ジャガイモは北海道の男爵芋が有名です。料理によっていろいろ美味しく食べられます。
ドイツではジャガイモが主食になっております。
わたしの子供の頃には茹でて、主食代わりに塩をつけて、そのまま食べたものです。
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